夏のチャリティーコンサート 2015/07/12

2015年7月12日(日)@ザ・パレスサイドホテル

第一部:アフタヌーンジャズ
~スタンダードジャズの名曲から~

今日のコンサートは、去年に引き続き「アフタヌーンジャズ&昭和歌謡」の第二弾。
ジャズと言えば皆さんはどんなイメージをお持ちですか?
夜、薄暗いバーやお店のBGMで流れている場面を想像される方も多いかもしれませんが、今日は祇園祭りも間近の、夏の暑い暑い日のお昼間からスタートです。

*OLEO -Sammy Rollins
*Someday My Prince Will Come(いつか王子様が) -Frank Churchill
冒頭の曲が終わったところで、恒例の学習コーナー。
まずは、「ジャズとは何か?」
各楽器がそれぞれ何小節かを受け持ち順番にリレーされていく、という説明の中で、メロディしか書かれていない楽譜を実際に観客の皆に見せてくれました。
あんなに自由で複雑に聞こえる演奏が、簡単な楽譜で成り立っているのは不思議ですね!

*My One and Only Love -Guy Wood
*COUNTRY -Keith Jarett
この二曲は、編成が変わって、サックスのソロです。
My One and Only Loveは、1952年にフランク・シナトラが歌ってヒットした曲。
切なさや色んな気持ちが込もった雰囲気が、サックスの含みのある音色にぴったりです。

*I’ll Close My Eyes -Billy Reid
次はトランペットでのソロ。
ミュージカル映画「Sarge Goes to College」に使われたことで有名な曲です。
「あなた以外の人には瞳を閉じる」で始まる元々の歌詞には、叶わぬ片想いが綴られていますが、メロディは全くと言っていいほど悲壮感を感じさせない、軽快な曲です。トランペットならではの澄んだ明るさが美しいですね。

*SO DANCE SAMBA -Antonio Carlos Jobim
ここで再び、プチ学習コーナー。
サンバ、ボサノバ、ラテンと、異なるジャンルのリズムを、パーカッションが実演してくれました。
ビートが異なると、雰囲気が変わりますね!
「SO DANCE SAMBA」は、文字通りサンバの曲で、日本語にすると「サンバを踊りましょう!」。
まさに踊りたくなる、夏にぴったりな曲です。

*STARDUST -Hoagy Carmichael
*Bye Bye Blackbird ?Ray Henderson
最後は、再び全編成で。各楽器のアドリブも素敵ですが、サックス、トランペット、バイオリンが重なったときの響きも綺麗です。
最後の曲のBlackbirdとは何を指すのか?
これには諸説言われているそうです。
黒人差別の暗示であったり、終わった恋のラブソングであったり・・・
ジャズの歴史は比較的新しく、その起源や経緯は、奴隷や黒人問題といった、決して華やかなものではありません。
ですが、そのメロディは哀しいまでに明るく、自分たちのアイデンティティーを地に刻み付けるような音楽は、一音一音どれも力強く、心に迫るものがありますね。

第二部:歌声サロン
~昭和歌謡からドラえもんまで~

*真っ赤な太陽
*東京の屋根の下
*遠くへ行きたい
*月がとっても青いから
*コーヒールンバ
*ゴンドラの唄

さて、ジャズでしっとりしたところで第二部では一気に雰囲気が変わります。
懐かしさにつられて、ふと口ずさんで歌うお客さんの姿が印象的でした。
どの曲を懐かしいと思うかで年代がバレるところですが(笑)、東京が「希望」の象徴であったような時代背景や、当時の思い出が自然と連想されたり、或は今改めて聴いてみて新鮮に思ったり、単にノスタルジックだけではない魅力が昭和歌謡にはたくさんありますね。

*われは海の子
*見上げてごらん夜の星を
*夢をかなえてドラえもん

次は、☆皆で歌おう☆のコーナー。
「今日のお客さんはノリが良かった」と演奏者の方が何度も言ってくれました。
小学生のお客さんも多く、コンサート後に「一緒に歌えて楽しかった!」と可愛らしくコメントしてくれました。ちなみに、ドラえもんの歌は、大人が聞いてもぐっときます。

*やさしさに包まれたなら
*悲しくてやりきれない
*涙を越えて
(アンコール)*切手のないおくりもの

最後の締めくくりは、再び会場一体で歌いました。
ちょうど「切手のないおくりもの」の歌詞にあるように、演奏者とお客さんとの繋がり、そして音楽との繋がりを温かい気持ちで感じられた一時でした。

青い晴天と、京都御所の綺麗な緑を背景にした、夏の日のジャズ。懐かしの昭和歌謡。
全般を通しての感想を何人かにインタビューしてみると、「前向きになれた」「ジャズのイメージが変わった。もっと聴いてみたいと思った」「思わず涙ぐんでしまった」「選曲がにくい」「気持ちが伝わってきて感動した」等、嬉しいコメントをたくさんいただきました。
さて、次回はどんな第3弾になるのでしょうしょうか?どうぞお楽しみに!

(レポートby ちあき)

出演:
サックス 本並朋美
トランペット 野間裕史
ヴァイオリン 藤本信行
ベース 芝田奨
ピアノ 中野隆太郎
ヴォーカル 巽真理子
キーボード 赤尾陽子
ギター 藤村義雄
エレキベース 岩田淳
パーカッション 杉浦正周

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