先月もお邪魔したそよ風さんの秋祭りにお呼び頂きました。
車で到着すると、かわいい立て看板や手作りの輪投げなどが用意されていて、楽しげな雰囲気。
職員の方々がこの日のために一生懸命準備なさってきたことが伝わってきます。
中に入ると、お部屋いっぱいに50人以上の利用者さんやそのご家族の方々が待っていてくださいました。
オープニングの高校三年生から始まった懐メロナンバー、リンゴの唄や君の名はなど皆さん朗々と歌われ、
私たちの演奏を後押ししてくださいます。
一曲終わるごとに「こんないい思いさせてもらってありがたい限りやわぁ」と涙を溜めながらお礼を言ってくださる方、
曲紹介に大きくうなずいたり、「昔ラジオでよく聴いてた歌や、懐かしいわぁ」と目を輝かせている方もいらっしゃいます。
途中、藤本の生徒さんで、還暦を機にバイオリンを習い始めたとおっしゃる高畑さんが、埴生の宿を演奏すると、
皆さんが自然と一緒に歌ってくださり、「頑張ってね」「来てくれてありがとうね」と暖かい言葉をかけてくださいました。
最後はこの日のために歌を練習してきた数名の利用者さんが
童神、アメージンググレース、安里屋ユンタ
を披露され、私たちも伴奏でご一緒させていただきました!
音楽が好き、歌が大好き、という利用者さん、その思いを汲み取って寄り添い、一緒に楽しんでくださる職員の方、ご家族の方、
皆さんの暖かいお気持ちに触れ、幸せな気分でそよ風さんを後にした私たちでした。
ボーカル 巽真理子
バイオリン 藤本信行
キーボード 赤尾陽子
演奏のご依頼についてなど、お気軽にお問い合わせください。